100万都市さいたま市の一画、自然豊かな緑区さぎ山の地に、農業総合体験施設「ファーム・インさぎ山」はあります。
ファーム・インさぎ山が主催する月1回の農業体験塾「かあちゃん塾」は、グリーンツーリズムの考えに則って、農村の生活体験を通して農業や自然、環境について総合的に学べると評判です。
ファーム・インさぎ山で自然、文化、人々との交流を楽しもう
かあちゃん塾では、野菜作りや収穫のほか、味噌作りや餅つきなどの様々な農村生活体験を行っています。
落ち葉でボカシ肥を作ったり、収穫したお米をワラや薪で炊いて、みんなで食べたりという、一昔前の農村では当たり前だった、失われた生活文化の数々を、楽しく体験しながら学んでもらえれば、というのがかあちゃん塾の思いです。
本当に大切なことは何かを伝えたい
「自然の中に、無駄なものは一切ありません。自然や農業に触れることが少ない今の子供たちに、食べ物はみな自然の恵みでできているという、当たり前のことを知ってもらいたい。農業は、命を育む作業。農業を体験することで、命の喜びを知り、いろんなことを考えるきっかけになればいいですね」と萩原さんは語ります。