地域・エリア /由比ガ浜海水浴場鎌倉・サーフィン海の家
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由比ガ浜海水浴場(ゆいがはまビーチ) / サーフィン・海の家

ユイガハマカイスイヨクジョウ

MAP 神奈川県鎌倉市由比ガ浜 由比ガ浜海水浴場

普通、滑川河口の西側の海岸とその周辺(由比ガ浜一〜四丁目付近)を由比ヶ浜、東側を「材木座海岸」と称している。現在は湘南の海として知られ、毎年夏になると多くの海水浴客が集まっている。

鎌倉時代には御家人同士の激戦地であり、現御成町にあった問注所での裁判の結果の処刑場でもあったため、現在でも人骨は埋まっており、工事で当時の人骨が出土することがある。源義経の妻妾静御前が、源頼朝配下に捕われて鎌倉に送られた後、義経の男児を出生するが、男子が生まれた場合は殺すという頼朝の命により浜に遺棄されたと伝えられている。また、有力御家人和田義盛もここで戦死したと伝えられる(和田合戦)。元弘の乱の鎌倉の戦いにおいては、新田義貞が稲村ヶ崎を突破して浜に進攻、幕府の滅亡を決定的にした。

戦前頃までは、鎌倉初期から極楽寺に住んで支配した由井氏に因んでか、「由井ヶ浜」とも表記したが、「ゆい」には「共同作業」という意味もあり、定説ではない。なお、多くのメディアでは「ゆいがはま」と真ん中に高音アクセントを置くが、地元の人は「ゆいがはま」と頭高型アクセントで発音する。

2013年には鎌倉市が海水浴場の命名権を売りに出し、『鳩サブレー』で知られる地元の菓子店・豊島屋が10年契約で権利を購入したが、結局名称変更を行わず従来の名称を維持している。

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