ジェイフロンティア株式会社、コシヒカリ含む複数の良食味品種において、アミロース含量が25%~30%上昇することを確認

ジェイフロンティア株式会社、コシヒカリ含む複数の良食味品種において、アミロース含量が25%~30%上昇することを確認

ジェイフロンティア株式会社は、東京農業大学と共同で開発している「低糖質米」の研究において、アミロース含量を25%~30%上昇させることが可能であることを確認したと発表しました。

東京農業大学 厚木中央農場棚沢水田における、低糖質米開発区域 一角


概要
本開発・研究は、コシヒカリに代表されるような良食味品種のアミロース含量が、どのような栽培条件によって上昇するのかを明らかにすることで、「低糖質米」を開発し、近い将来、製品化を目指している取り組みです。
 
背景と目的
近年の食生活において糖質制限が叫ばれていますが、日本の主食であるコメにおいては、コメでんぷんの一つであるアミロース含量が低い良食味品種を摂取した場合、血糖値が上がりやすいことが指摘されています。

 
そうした中、糖質摂取量の制限によって血糖値をコントロールするため、糖質の分解スピードが緩慢で、血糖値の急激な上昇を抑制するというアミロースの特性に着目し、高アミロース品種の開発や他の穀物とのミックス食品の開発が進んでいます。しかしながら、これらは広く普及しているとは言いがたいのが現状です。
 
そこで、2018年12月、ジェイフロンティア株式会社は東京農業大学と共同で、高アミロース品種の開発ではなく、コメ自体のアミロース含量を上昇させることに焦点を絞った本開発・研究に着手しました。現行の栽培品種のアミロース含量の変動を精査し、良食味品種のアミロース含量の変動をつかさどる要因を探ることで、食味は高く保ったまま、容易かつ安定的に生産する技術を確立させることを目的としています。
 
その取り組みにおいてこの度、コシヒカリ含む複数の品種で、アミロース含量が上昇することを確認しました。栽培試験は次のフェーズに移行しており、製品化に向けた大きな一歩となる成果となりました。
 
「人と社会を健康に美しく」を企業理念とするジェイフロンティア株式会社は、今後とも東京農業大学と共同で本開発・研究を進め、「低糖質米」の製品化を実現することで、日本の「食」における分野においても、人々の健康に貢献できるようにいたします。
 
 
■ジェイフロンティア株式会社について
ヘルスケアセールス事業(健康食品、化粧品などの通信販売)、メディカルケアセールス事業(医薬品などの通信販売・調剤のEC化)、ヘルスケアマーケティング事業(広告代理事業)を展開しています。

ジェイフロンティア株式会社、コシヒカリ含む複数の良食味品種において、アミロース含量が25%~30%上昇することを確認

左:東京農業大学 上地由朗教授、右:ジェイフロンティア株式会社 代表取締役社長 中村篤弘

​【法人概要】

■ジェイフロンティア株式会社
[代表者]
代表取締役社長 中村篤弘
[所在地]
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-9-9 SANWA青山bldg.8階
[設立]
2008年6月
[従業員数]
48名(2020年5月現在)
[事業内容]
ヘルスケアセールス事業、メディカルケアセールス事業、ヘルスケアマーケティング事業
[資本金]
26,377,500円
[URL]
https://jfrontier.jp/

■学校法人東京農業大学
[代表者]
理事長 大澤貫寿
[所在地]
〒156-8502 東京都世田谷区桜丘1-1-1
〒243-0034 神奈川県厚木市船子1737
[設立]
1891年3月
[事業内容]
学校法人
[URL]
https://www.nodai.ac.jp/hojin/

転載元 PR TIMES

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000005491.html
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